よくある質問
葬送儀礼の作法について
葬送の装いと弔辞
仏式葬儀
| 仏教ではすべてが転変してとどまりがないと教えています。 生や死も例外ではなく、人は亡くなると中陰を経て、 輪廻転生を繰り返し、その苦しみが永遠に続くとされています。 そこで仏教では輪廻を離れて涅槃に入るつまり成仏が最大の目的です。 葬儀をするのは故人に戎名を授け得度をさせ、引導を渡して旅立たせるために行う儀式です。 多くの宗旨宗派があり、葬儀のやり方についてはそれぞれ違うため、実際の儀式に際しては、 寺院等にうかがいながら心のこもった儀式を行いたいものです。 臨終後に行うこと 末後の水 死亡直後、居合わせた近親者が血縁の濃い順に故人の口もとに水をうるおします。 新しい筆の穂や割り箸に脱脂綿を巻き水を含ませます。 家族・親族への連絡と関連事項 ・ご臨終を告げられたら、直ちに家族・親族に連絡します。 納棺に立ち合っていただく近親者に日時を連絡します。 ・自宅で亡くなられた場合、直ちに医師に連絡し死亡診断書の作成を依頼します。 ・亡くなられたら、まず当社へご連絡下さい。係員がすぐにお伺い致します。 葬儀社との打ち合わせ事項 ・喪主を決めます。喪主は遺族の代表として葬儀を行い、故人にかわって弔問を受けます。 故人にいちばん血縁の近い人がつとめます。 ・宗旨・宗派・家紋などの確認をします。 ・通夜・葬儀の日時と会場を決めます。 ・葬儀の予算と規模を決めます。 ・会葬者の人数を把握します。 ・世話役を決めます。会計係・受付記帳係・庶務係・配車係・案内係・そのた係 ・葬儀式当日の精進落し、お骨上げ・初七日法要を決めて親族や関係者に知らせます。 ご寺院関係・依頼と打ち合わせ事項 ・ご臨終を告げられたらご寺院へ連絡します。宗旨・宗派・所属寺院の確認をします。 ・枕経をお願いします。 ・戎名・法名をお願いします。 ・通夜・葬儀の日時とご寺院様の人数の打ち合わせをします。 ・初七日法要の日時を決めます。 葬儀当日の骨あげ終了後、初七日法要を行う場合も多いので、時間を確認します。 ・御導師・脇導師・役僧・客僧のお布施・お膳料・お車料を準備します。 ・通夜・葬儀の時のご寺院の茶菓子を用意します。 ・通夜・葬儀のご寺院の休憩所を準備します。 その他の準備と手配 ・近親者・勤務先・友人・知人に通夜・葬儀の連絡をします。 ・近所にあいさつをします。 ・遺影写真の手配をします。 ・霊柩車・マイクロバス・タクシーの手配をします。 ・会葬礼状の手配をします。 ・会葬礼品の手配をします。 ・斎場へ行く人数を把握します。 ・喪服・宿泊の準備をします。 ・弔辞を希望する場合は、早めに故人にゆかりのある人に依頼します。3分以内が適当でしょう。 ・死亡届を役所へ提出し、火葬(埋葬)許可証をもらいます。 ・焼香順序を決め、焼香順位帳に楷書で書き、漢字にはフリガナをうちます。 ・弔電を読みあげる順序を確認し、フリガナをうちます。葬儀の時間を考慮して枚数を決めておきます。 納棺・副葬品について 納棺にあたり、死亡後も生前と同じような生活を営めるよう、 柩に故人の愛用品を納めるならわしで、現在も広く行われています。 遺体を損なわないよう、爆発するものや金属、ガラスなど燃えないものは避けます。 通夜 ・喪主は席について、弔問客を迎えます。 ・僧侶を控え室に案内し、茶菓子で接待します。 ・世話係は僧侶を式場に案内し、通夜となります。 僧侶に読経をしていただきます。 ・終了後、喪主か親族代表が弔問者にあいさつし、通夜ぶるまいがある場合はお勧めします。 葬儀・告別式 ・葬儀・告別式が始まる前に、式進行について、当社係員と最後の打ち合わせをします。 ・焼香順序を再確認します。 ・弔辞・弔電の紹介順序を再確認します。 ・開式前に遺族の代表が控室に足を運び、僧侶にあいさつします。 ・僧侶が式場に入場し、葬儀が始まります。 ・僧侶に読経をしていただきます。 ・弔辞・弔電を紹介します。 ・焼香(葬儀委員長・喪主・遺族) ・立札予定者は立札の位置につきます。 ・告別式に移り、会葬者が焼香します。 ・会葬者の焼香中は、遺族が一人一人に黙礼をします。 ・続経終了後、世話係は僧侶を控室に案内します。 ・喪主か親族代表者が会葬者にあいさつをします。 ・閉式の辞。 ・お別れ・斎場に向け出棺となります。 葬儀後に行うこと ・火葬後お骨あげをします。 ・遺骨迎えの祭壇を設置します。 ・忌中法要・年忌法要 仏式では、七日ごとに故人を供養するのが、きまりごとになっています。
※命日の前の休日等に合わせて、法要の日を多少変えてもかまいません。 ※地域や宗派により、多少異なる場合もあります。 あいさつ回り(式後2日〜3日のうちに) ・ご近所への挨拶(掲示板に俺の挨拶文を掲載) ・お世話になった方への挨拶 ・ご寺院への挨拶 ・勤務先や上司・関係先への挨拶 |
神式葬儀
| 神道における葬儀は死の穢れを清め、御霊を慰め、神として祀る目的で行われます。 故人の御霊は清められた後、霊璽にうつして、 祖霊舎に祀られることによって、祖神と共に子孫から祀られることになります。 神道の教団には日本古来の神社と戦前国家によって祀られた神社神道と、 終戦前に認められた黒往教、金光教、天理教まど宗教としての教派神道、民間神道があります。 神葬祭については、神社、神官によく相談し、行うようにします。 臨終後に行うこと ・ご遺体は北枕(北首仰臥)に寝かせて枕飾りをし、枕直しの儀を行います。 ・神棚および祖霊舎の前面に白紙を張ります。 ・神式で儀式をつかさどる人を斎主と呼びます。 斎主と随である祭員の人数について打ち合せ依頼します。 葬儀の規模により楽を奏でる伶人を頼む場合もあります。 ・斎主と霊璽、銘旗の打ち合せをし、筆書き依頼します。 ・各祭につき神饌物、玉串等の数量を斎主または当社係員と打合せし手配します。 ・白衣の死装束を着せた後、納棺します。 通夜祭 亡くなったのちも故人に生前と変わらない礼を尽くし、奉仕する儀式で、葬場祭の前夜に営みます。 ・斎主をお迎えして行います。 ・通夜祭の中で、式場のあかりを消し、故人の御霊を霊璽に移す遷霊祭を行います。 葬場祭 ・玉串奉奠の順序を決め、順位帳に楷書で清書します。 なお玉串奉奠の順序は仏式の焼香と同じです。 ・葬場祭は一般的な式次第を作成して行います。 ・参列者の手水の儀は、最近では省略されることがあります。 ・出棺は正式には出棺祭の後で行いますが、現在は、 葬場祭の中に出棺の祭詞を含める場合が多いようです。 ・故人との対面が終えると、柩のふたを閉じてふたに銘旗をつけ、柩に注連縄を巻くことがあります。 ・出棺後、喪家(式場)に止まっている祓主及び修祓係の祭員(神職)が祓除の儀を行います。 葬場祭後に行うこと ・火葬場から帰った時、門口で塩、手水の後、祭員が祓除の儀を行い、そのあと家(式場)に入ります。 ・帰家祭を行います。 ・ご遺骨をすぐに埋葬しない場合は、自宅に安置して、忌明け後に埋葬します。 ・帰幽の日から10日、20日、30日、40日、50日と10日ごとに毎十日祭を行います。 五十日祭をもって忌明けとすることが多いようです。 ・五十日祭の翌日、清祓の儀を行い、神棚、祖霊舎、仮霊舎屋敷内を祓い清めます。 その後、神棚、祖霊舎を封じていた白紙を除き、平常の生活に戻ります。 ・五十日祭は墓前で行いますが、参列者数によっては斎場で行うこともあります。 最近では合祀祭を併せ行うことが多いようです。 ・百日祭、一年祭は霊前で行い、とくに一年祭を重視します。 ・清祓の儀は百日祭、一年祭の翌日に、また清祓の儀の後で、合祀祭を行います。 |
キリスト教式葬儀
| キリスト教では、人間の肉体は魂の閉ざされた器で、 死後は開放され、永遠の生命として昇天すると考えられています。 葬儀は故人ではなく神に捧げるものとされ、故人を神の手にゆだねる祈りと神を譛えること、 遺族への慰めが中心となっています。 キリスト教には大きく分けて、伝統的な儀礼を継承している「カトリック」(ローマ教会)、 9世紀から11世紀にかけてカトリック教会から分離し、 東欧を中心に信仰を集める「ギリシア正教」、 16世紀にルターらが起こした宗教改革によって成立した「プロテスタント諸派」があります。 葬儀を行う際には、宗派によって異なりますので、それぞれの教会の神父、牧師によく相談して下さい。 カトリック 臨終から前夜式 ・臨終後は死に化粧をし、衣服の着替えを行います。 ・神父を招き、納棺のことばを戴いたのち納棺します。 ご遺体には故人が生前愛用していた十字架、ロザリオを持たせます。 ・前夜式は、日本独特の習慣で、聖歌の合唱、聖書の朗読、神父の言葉、 祈りのあと、献花、を行います。 葬儀・告別式 ・葬儀は教会で行う場合が多く、自宅から柩を移す際に、神父に出棺の祈りをしてもらいます。 ・式の前に弔電を読み上げる枚数と順序を確認します。 ・葬儀の進行は、地域や宗派によって異なるため、神父と打ち合せのうえ行います。 葬儀後の行事 ・追悼ミサ カトリックの法要にあたるのが追悼ミサで、死後3日目、7日目、 1ヵ月目及び1年目の「死者記念のミサ」などがあります。 カトリックでは地域の習慣にあわせて比較的自由に行うため、 これ以降は特別なきまりはありません。 プロテスタント 臨終から前夜式 ・臨終後は、牧師を招き祈りの後で納棺を行います。 ご遺体を式場へ移す場合は、出棺式を行います。 ・前夜祭 牧師が司式をします。譖美歌や聖書の朗読のほかに、参列者で故人をしのぶ「感話」時間があり、 牧師が故人の信仰や思い出を話します。その後、献花を行います。 葬儀・告別式 葬儀の進行は地域や宗派によって異なるため、牧師と打ち合わせの上行います。 葬儀後の行事 とくに決まりはなく、没後1週間目、1ヵ月目、50日目などに記念式を行います。 |



